何回もお見合いをしていますがたよりなく話の内容が貧しい人ばかりです

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二十四歳の独身OL。銀行にお勤めしていて、もうそろそろステキな男性に巡り合って結婚したいと思っているのですが、十三回ほどお見合いしたのに、私のハートが高鳴る人にぶつかりません。むしろ何か男性が。バカに見えてなりません。男性全部がそんなだとは決して私は思いません。技術者の父を尊敬していますし、高校、大学を通じて幾人も尊敬できる立派な先生を知っています。従兄も公務員ですが尊敬しています。それなのに私の前にあらわれる男性は、なぜか軽々しくたよりなく、話す内容も貧しく、かといって素朴で力強いという人もいません。それでときどき私は望みが高すぎるのか、なんて思ってしまいます。それなら一生仕事をと思っても、私は女の幸せを母のように家庭に強く求めるタイプのようです。相手の悪い所ばかり見ずに、いい所も見るようにと父は申しますが……。

〈回答〉「望みが高すぎるのか」と内省することも、ときどきある、との文面。その望む内容が、一流会社に勤務とか、高い給料を取っていることとか、どんどん出世しそうな人とか、ハンサムな人とかいうのだったら、「いいかげんになさい」と忠告したいところです。しかし、あなたの望みは、そんなのではなく、尊敬できる人柄の人、軽々しくなく、一種の重厚感があり、そういう面で魅力の感じられる人ということですね。それならば、別にレベルを下げる必要はありません。あせって、要求水準を引き下げて、妥協的になるなど、禁もつです。お見合いが何十回になろうと、何歳になろうと、胸を張って押し通すべきです。結婚相手を探しているならこちらがお勧めです。
ただ、ちょっと気になるのは、あなたは、もしかしたら、いわゆるファーザー・コンプレックスをひそませておいでではないか、ということです。父親を尊敬するのはけっこうなのですが、結婚の相手に無意識のうちに父親を投影させ、父親の”似姿”を求めるという”こころのしこり”を潜在させておいでではありませんか。

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